司書課程懇談会で話したこと
母校の司書課程の就職懇談会で偉そうに話してきました。こんなんで参考になったかな。
①表紙
④当社の紹介
⑤1日の仕事の流れ
⑦合格に必要な4要素
まずは3W+T分析。
以下はパワポとメモから抜粋。
①表紙
タイトル「司書課程就職懇談会 図書館で司書として働くために」
②目次
時間軸で、
時間軸で、
第1部 利用者から司書になるまでの過程
第2部 就職活動の実態
- 第1部 利用者から司書になるまでの過程
生い立ち、小中高、大学(バイト、司書課程、実習)、卒業、ダブルワーク、就職
④当社の紹介
館ごとに役割分担している。
直接サービスだけでなく、市区町村立図書館へ協力貸出など。
・昔は学校司書採用もあったが、今は新規採用なし
・本社に行ったりもする
⑤1日の仕事の流れ
レファレンスばりばりやってます。
・8時45分 出勤
・9時 朝会 → 新着コーナー入替
・10時 カウンター(住宅地図、データベース使い方案内など)
・11時半
・12時 休憩
・13時 展示の準備(ポスター作成、展示する資料選定、新聞記事探しなど)
・14時半 電話レファレンス
・16時 研修の打合せ、演習問題作成
・18時 退勤
遅番・土日出勤もあるけどきちんと休みは取れる(サービス部門でなければ遅番・土日はない)
2013年度の日本全国の公共図書館数3248館(日本の図書館2013)に対し、都道府県立図書館も含め司書専門職としての採用は、2013年の1年間に全国で50人程度にとどまっている。
→それでも「司書として図書館で働きたい!」のか
⑦合格に必要な4要素
・情報
司書として図書館で働くためには、どうやって試験を受けるのか、募集している自治体は、受験に必要なことは、試験の内容は、
・勉強
教養試験(テキスト、予備校、学内講習、過去問…)
専門試験(過去問、テキスト、講義のレジュメ…)
論文試験
面接試験(どう話すか)
・相性
(何を話すか)
求める人物像に合っているか、合わせられているか
当時の面接シートを見てみると、当社で力を入れてやっている、やっていこうとしていることが書かれている(当時は強みもわかっていなかったが)
・勢い
情熱とか運とか
公務員試験を受けられる歳も制限がある
⑧公務員試験の仕組みと流れ(数年前の例)
6月 試験案内配布開始
8月 申込締切
9月 一次試験(教養、専門)←HP過去問あり
10月 一次合格発表、二次試験(個人面接)
11月 二次合格発表、健康診断と面談
4月 採用
1年目 9戦0勝9敗(+民間企業5社くらい)
情報収集の一例(公立図書館正規職員編)
・日本図書館協会 図書館関係求人情報
・こむいん
・各自治体、団体のサイト
・#われわれの館
・図書館関係者のブログやつぶやき
・司書課程の先生
・都道府県会館(永田町)
専門試験対策の一例
・職場の雰囲気は
・どんなレファレンスがあるか
・具体的にどんなところを受験したか
・どうやって勉強したか
・大学卒業から就職までのダブルワーク+予備校で大変だったことは
・予備校に通っていた頃の一日の流れは
・面接でどんなこと聞かれたか
・実技試験はどんな問題が出たのか
・経験は必要か
・図書館でバイトしたいがどう探したら良いのか
1年生から4年生まで11人が聞きに来てくれました。男女比は1:10でしたが。質問も割りかし手が挙がってたのでよかったよかった。
数年前までは公共図書館も採用がほぼなくて、先生もあまり勧めてなかったそうですが、私くらいの年代から採用数も微増してきて、合格する人も出てきたので、最近は推しているとのことでした。
今回話をするにあたって、プレゼンテーションについてはちょうど研修を受けたばかりだったので、その成果を発揮してきました。はじめの3W+T分析も実践してみたり。(うまくできたかはさて置いて)
就活時代の資料を引っ張ってきたり、今のデータを集めたり、先輩に話を聞いたり、勉強になるところも多くありました。面接のときに質問されたこととか、実技試験についてとか、公開されてないことはもうちょっと記録しておけばよかった。
この後輩たちの誰かが同じ職場で働くことになるかもしれないと想像すると、なんか変な感覚。今まで知らない人たちの中に入っていくのが常だったから。
とりあえず今回のメインは、懇談会のあとの先生とのお食事会だったので、これが一番楽しくてよかったです。またお会いしたい。