餅屋記

サブタイトルは『.lib』

博物館としての水族館

8月の終わりに、茨城県の大洗アクアワールドに行ってきました。
はじめはただ水生動物が見たくて行きたがっていただけなのですが、実際に見学しイルカとアシカのショーを見ていた時にふと気づきました。

「ただ展示するだけでなく、その動物の行動をショーを通して楽しみながら学べるのだなぁ」と。

旭山動物園で話題になった行動展示もそうですね。
専門家の知識を活用して、私たちの知らない動物たちの能力や習性を見せる。
それに気づいてからは、アミューズメントパークだけではなく生涯学習施設の博物館としても、ショーやイベントを楽しんでいました。

そんなわけで、「図書館も負けていられない!」「博物館を参考にして展示を工夫するだけでなく、もっと“未知”との遭遇を増やしたい!」と発起した夏の終わりでした。




追記〈この記事を書いての感想〉

「気づきやセレンディピティといった脳内の化学反応による快感」を追い求めることもそうだけど、生涯学習も理由のひとつでやりたいことなのだとわかりました。
確かにいろんなとこに書いてたけど。

学校教育と比較して考えてみると、「教科書によらない学習」。
なんでも教材になりうる自由さ、人と同じでない多様性、知らないうちに学んでいた、とか。
学校教育の画一性を批判するわけではない。むしろそこをきっかけとして広く柔軟に好きなように学んでほしいのが、学校図書館。


「落ち込んだり元気じゃなかったりするけれど、私はなんとかやっています。」