餅屋記

サブタイトルは『.lib』

国際電子出版EXPOと東京国際ブックフェアに行ってきました

予定が入らなくなったので、国際展示場に行ってきました。
先日入場券をもらった国際電子出版EXPOと東京国際ブックフェア

去年は何となく行ってみたいなーと思ってたか、誰かが行ってて面白そうだなーと思ってた。
行ってみてよかった。
面白い!わくわくする!


ちなみに二つの他に文房具フェアとか雑貨フェアとかそんなようなものもやってたけど、まずは当初の目的を果たそうと思い、先に看板を見つけた電子出版の方へ。

雰囲気としては図書館総合展みたいな。
大中小のブースに企業やらが入ってて、呼び込みしながらお客さんに説明する。
講演もあったけど時間と好みが合わなかったのでパス。

実際に話を聞いたのは4つくらいだろうか。
DNPの電子教科書プロジェクトと電子図書館事業。
前者はまだ流通スタイルを模索しているようだった。千葉の大学図書館で実験しているらしかった。
で、図書館の話を振ったら後者の方へまわされてしまった。
堺市と萩市で使われているあれ。特記すべき点はなし。

続いて学術情報の文字に引き寄せられて、医学の電子ジャーナルを扱っている会社のブースへ。
まだ始めたばかりだそうで種類は少なかったけど、まさに学術雑誌を電子化した、というものを扱っていた。
「図書館では利用できないんですか?」と聞いてみたところ、今日だけで2〜3人にも同じことを聞かれた、と言っていた。考えていなかったそうで、検討します、と。
逆に「大学図書館にパソコンって何台くらいあるんですか」とか「何に使うんですか」と質問された。いきなりだったので正しいことは言えなかったけど、「図書館の資料では調べられないことや、レポートの作成」と答えた。

ついでに私が持ってたDNPの電子図書館のパンフレットを見て「あそこのブースに行けばもらえるんですか?」と聞かれた。
そうです、と答えただけだが心踊った。
プロジェクト発表のように発表者側から見れば、1) 製品やサービスをアピールして知ってもらう、2) ユーザの生の意見を得て改良につなげる、3) 業界内のライバルを知る、などの利点があるのはわかっていたが、このように 4) 他のブースをまわるユーザからその情報を引き出す、こともあると気づいた。




AR利用のブースもあった。
名刺につけてPR映像見せたりしてた。
そこには地域資料を集めて公開するサービスも。
市報や県報、民間の出版物も、県内のものならすべて。

他には電子出版物をSNSで共有するサービス。
気になった部分にポイントを置いて、それにコメントつけてTwitterFacebookでつぶやく。らしい。
自分でも無料で作品を公開できるとも言ってた。
そこでもらった編集ソフトの入ったCDのジャケットがww
食パン咥えた少女www
なかなかのセンス。他に何パターンかあったみたい。


ブックフェアは入った途端、話題のcoboがお出迎え。
人いきれにうんざりして歩き出すと、20%OFF、30%OFFの札がたくさん。
でも特に欲しい本もないので端から端まで歩いて。

個人ブースはコミケみたい?といってもコミケに行ったことないのでわからんが、そんなワクワク感。
しおりとかブックカバーとか読書用品と称したエリアには嵌ってしまった…。


そんなお土産つきで、発見もあり、なかなかに楽しい経験となりました。
ブックフェアはデートにもよさそう。