図書館を「内部」と言う狭い世界
「外部の人と関わりを持ちなさい」と言われるほど閉じられた世界なのだなと感じました。
それはあまり良いことではないとも。*1
警察や税務署や自衛隊は結束が固いと言われる代表的な組織だけれど、それは対外的な組織だからむしろ良いことだとされる。
しかし振り返って図書館はどうか。
利用者に対してサービスを提供する、他機関と連携する、公共の施設である。ならば開かれた場でなければならないだろう。閉じられていたら入って来られない。
こんなことを考えはじめたきっかけは、配属の全く異なる同期と話していて、みんなからどんな仕事をしているのか聞かれることでした。
でもこうやって興味を持ってもらえるうちにどんどん普及させないといけないなと思います。
私という存在に興味を持っているうちに。
そのうち慣れてきたら聞かれなくなる。聞かれてもたぶん図書館自体に興味はない。
無知の知という言葉があるけれど、図書館においては「他の人は図書館についてほとんど知らない」ことを知っている、ということだと思います。
いちいち説明できる機会を大切に、次はもっとわかりやすく、興味を持ってもらえるように工夫して。
*1:利点としては、濃いサービスを提供できること、知識が蓄積されやすいこと、とか?