はじめての異動
2014年の振り返り
台北市立図書館②サービス、ボランティア
利用者サービス
参考サービス
いわゆるレファレンス*1(来館、電話、書面、FAX等)のほか、閲覧・貸出、、国内外からの文献提供サービス、利用者教育(辞典類やデータベース検索方法など)、留学問い合わせサービスなど。中国語のみだが、オンライン参考サービスもある。
利用者開拓方法
視聴覚サービス
視覚障害者および学習障害者サービス
生涯学習
台北市(台湾全体?)では生涯学習*3が進んでいるらしく、また、「台北市生涯学習パスポート」が図書館で発行できるそう。(満18歳以上。身分証明書、証明写真、手数料100元が必要。)
ボランティア制度
台北市立図書館では、ボランティア制度が確立されているらしい。現在の制度については、2007年2月27日の第2次館務会議で決定されている。
資格と条件の項目に、「悪癖のない者」とあるのがなんとも。館の経費の状況によっては、食費も交通手当が支給されるそうです。また、規定の時間・期間、ボランティアを行うと、実績証明書が発行されるほか、サービス時間累計によって表彰されるサービスエキスパート賞や、自主的・積極的・具体的に優れたボランティアに贈られる特殊貢献賞という制度もある。
種類とサービス内容
‧一般ボランティア員
閲覧に関する問い合わせ、資料整理、活動サポート、建物の完備、ボランティア員に関する事務。
‧ボランティア林老師
中国語物語活動。
‧英語ボランティア員
英語物語活動、閲読指導、読書会の進行。
‧閲読普及ボランティア員
読書会の進行、閲読指導、参観者案内。
‧巡回ボランティア員
固定の場所でなく、館内を移動しながら、必要時に問い合わせに対応します。
‧多元文化ボランティア員
タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、ミャンマー、韓国等の言語による図書の記録、文書の翻訳と事務サポート等。
‧楽齢ボランティア員
現有の大安区(本館)、松山区(三民分館)、士林区(葫蘆堵分館)の3箇所の楽齢資源センターで、主にセンターの運営業務、事務、学習活動のサポート等に協力します。
司書課程懇談会で話したこと
①表紙
時間軸で、
- 第1部 利用者から司書になるまでの過程
④当社の紹介
⑤1日の仕事の流れ
2013年度の日本全国の公共図書館数3248館(日本の図書館2013)に対し、都道府県立図書館も含め司書専門職としての採用は、2013年の1年間に全国で50人程度にとどまっている。
⑦合格に必要な4要素
台北市立図書館①概要、沿革、ビジョン
概要
利用について
沿革
【都立図書館では】
1908年、東京市立日比谷図書館が開館。1912年には日比谷図書館を中心とする19館の東京市立図書館体制が成立する。1943年には都政施行に伴い、都立図書館となる。日比谷図書館は第二次世界大戦の空襲による焼失・再建、新館開館、増改築などを経験する。
その間には立川図書館、青梅図書館、江東図書館の開館・区市への移管などがある。
1973年に中央図書館、1987年に多摩図書館が開館。2009年には、中央図書館と多摩図書館がリニューアルオープンし、日比谷図書館が千代田区へ移管される。
ビジョン
- 標準化図書館
品質監査システムISO9002を拠り所にして、各拠点、各職員の利用者サービスの質を確実に統一化します。- オンライン図書館
電子資源の収集に努め、簡単で、敏速にデータが送信できるインターネットの特長を活用して、各利用者に24時間年中無休の情報サービスを提供します。- エコ化図書館
積極的にグリーン図書館を促進し、様々な資源を大切にして、万物共存の環境保護観念を確立します。- 国際化図書館
国外の図書館との姉妹館締結に力を入れて、提携関係を確立させます。経験と資源を共有して、積極的に先進的な図書館サービスと措置を取り入れて、当館のサービスレベルと品質の向上のための手本とします。- 人間本位の図書館
親しみと便利性を起点として、各サービスと設備を企画し、職員の作業に便利で、利用者に優しい図書館環境を提供します。
【都立図書館では】
都立図書館は、経験豊富な職員と豊かな蔵書により、「時代のニーズにあったサービス」を提供することで、国際都市・東京を情報面から支え、都民や都政の抱える課題の解決を支援しています。
続きます。
*1:2014年5月で利用者1,478,207人、貸出件数は、図書743,716件、雑誌48,030件、視聴覚資料101,494件。
*2:2009年5月で入館者36,286人、複写枚数155,153枚。
*3:2013月3月31日現在の中央図書館で、図書 約186万冊(開架 約35万冊)、雑誌 約7,000種、新聞 約1,000紙。同多摩図書館で、雑誌 約16,000誌、新聞 約150紙、児童資料 約176,000冊(雑誌871誌、新聞18紙)、青少年資料 約21,000冊(雑誌40誌、新聞6紙)。
*4:貸出停止は、貸出期限から超過した累計日数で計算される。個人利用証で60日、家庭利用証で90日が上限。ただし累計超過日数に基づいて罰金を科すことができ、1日につき1元。
*5:http://www.library.metro.tokyo.jp/tabid/2077/Default.aspx
ホームページには「平成18年8月24日、東京都教育委員会は、「都立図書館改革の具体的方策」を公開しました。」とあるけれど、東京都教育委員会のページでは、その具体的方策の本文PDFがNot Foundになっている。
簡易履歴書(キャリアにおける3つの節目)
履歴書といっても、項目は「自らのキャリアにおける3つの節目」のみですが、自分に当てはめて考えてみると、2005年スタンフォード大学でのスティーブ・ジョブズの名演説*1の一部「Connecting the dots.(点と点をつなげる)」を実践するのはなかなか難しかったです。それだけ普段なんとなく過ごしているからなのでしょうが…。
今の自分のキャリアまでの3つの節目
1.高校2年の進路希望調査(17歳)
2.大学時代の公共図書館での配架バイト(18歳)
3.新卒で図書館のバイト(22歳)
感想・考察
- 海外の高校に進学
- 日本の大学に進学
- 日本の商社に就職
- 寺の孫に生まれた
- 仏門に入る
- 寺から出る
アイスランドの記憶 はじめに
2010年の3月から4月にかけて、アイスランドという北欧の島国にいました。
2週間の海外ボランティアと10日間の観光が目的でしたが、帰ってきて4年経つのに、いまだにアイスランドへの興味は尽きないので、アイスランド旅行記を中心に、アイスランドについて綴っていきたいと思います。
旅の理由
なぜアイスランドを訪れようと思ったのか。
英語の先生から「学んだ英語を使ってみるべき」と言われる→何となく外国に行きたくなる→どうせ行くなら学生のうち→ならば安く→海外ボランティアなら短期留学やただの旅行よりも安く行けて、学べることも多い→海外ボランティアのサイトで検索したら、欧米で良さそうなのはアイスランド(農作の手伝い)→治安も良いみたいだし、初めての海外一人旅には適当ではないか
といういきさつがあり、春休みにアイスランドに行くことになりました。*1
アイスランド概要
アイスランドについて書こうとするといつもこういった紹介を先に書かなければならないマイナーさが、煩わしくもあり好きなところでもあります。
場所はメルカトル図法でいうところのイギリスの斜め左上、高さはスカンジナビア半島の真ん中あたりに位置しています。面積は「北海道と四国を合わせたくらい」とよく聞きますがそのどちらにも訪れたことのない私には実感は湧きません。国土面積のうち約10%は氷河に覆われています。*2
飛行機でコペンハーゲン乗り換えでは17時間くらい、グリニッジ標準時を使用しているので時差は9時間。(サマータイムでは8時間)
人口は30万人程度でそのうち約6割は首都であるレイキャビクに住んでいます。
公用語はアイスランド語(でも英語も通じる)、首都はレイキャヴィーク、通貨はアイスランドクローナ(2010年3月当時1アイスランドクローナ≒1円)。
火山島であるため温泉も豊富に湧き出ており、日本に似たところも持つ、不思議な国です。
導入はとりあえずこのへんまで。今後はアイスランドに関する本の感想なんかも書いていきたいなと思います。